今日は仕事の話です。
2000年式シボレー サバーバンのナビ交換を頼まれたので、いつも通りに古いナビを外して配線を作り直し、新しいナビを接続して動作チェックをして完成!と思いきや、音が出ない…
ラジオでもBluetoothでも音が出ず。その代わりすべてのスピーカーからポツッポツッとずっとなっています。
ネットで調べてみると、車両側に別アンプがあってその電源線(リモート線)を繋がないと音が出ないそうです。早速配線を確認してみるとしっかり接続されて電気も送られていました。
こうなると車両側のアンプが故障しているとしか考えられなくなるのでアンプをチェックしてみます。
アンプの場所はグローブボックスの裏にありました。検査結果は問題なしで迷宮入り状態。
何も分からず車内でミイラ化してたらふと一つ思い出した。「このナビ、勘違いしてる??」と。
自分も良く分かっているわけではないのですが、プロテクション回路?が入っている機種があり
ナビのスピーカー出力端子にスピーカーが繋がっていない状態だと自動で音声出力を止める装置があったはず。つまりナビのスピーカー出力の+と-に導通がないと音が出ない仕組みなのです。
試しに車両側のスピーカー線の抵抗値を計ると間にアンプがいる関係でほぼオープン状態。
結果ナビがスピーカーを繋いでいないと勘違いをして音を出さなかった。って事です。
理由が分かれば簡単です!スピーカー線にダミーで抵抗を入れればいいのだ!
まず車両側のアンプをばらし、スピーカー線の端子に抵抗を繋ぐ。

10Ωあれば動いてくれるはず。
これをこんな感じに。

こうすればナビ側は10Ωのスピーカーを繋いだ事となる。
結果は、

無事音が出ました!
結局これだけで一日費やしましたが、作業も終わって一安心です。
明日も頑張ろう!!
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