配線をはんだで外した後、時計本体を表を向けて針を三本抜き文字盤を外します。
文字盤の右側にカシメがあるのでこれを解除すると外れます。
その後に文字盤のフレームを外します。
間にゴムがあるクリップワッシャー三か所を解除してフレームを外します。
後は残っているギアを外していきます。
次にテンプの巻きばねを固定しているピンを抜いていきます。これを抜き忘れるとばねが破損します。
あとは本体の裏側のナット達を外せば一気にばらせます。
これでばらしは終わりです。この時計の定番の故障個所は、モーターに繋がっている一つ目のギアの部分です。写真のようにギア先端に黒くべたつくグリスが付いていたら要注意です。
この時計は黒く汚れているので心配です。ひとまず洗浄します。